誤解されがちのベタ!正しく飼育しよう!〜4

ベタ




 

今回も知った物勝ち!

引き続きベタの飼育についてです!

 

前回はフン掃除などに触れましたが、ベタは便秘になりやすい魚ですよね。そこで多くの飼い主さんたちはフレアリングをさせて便秘を解消させてあげます。

 

フレアリング

フレアリングとはベタが同種の相手を威嚇または求愛する時にとる行動です。他の動物でも似たような行動をとりますね、クジャクなんかもそうです。

 

フレアリングは、エラやヒレを大きく広げて小刻みに震わせる動作ですが、ベタの美しさが最も際立つのがこの瞬間だと思います。

その姿はまるで「ほら、見て、見て、綺麗でしょ」

とアピールされているかのようです。

 

このフレアリング、ただ綺麗なだけではなく、ベタの健康にとって非常に重要な役割を持っています。

 

便秘

ベタの便秘の原因には

  • エサのサイズが大きい
  • 消化の悪いエサを与えている
  • 運動不足

が挙げられます

エサに関しては小さいエサに変えたり、消化のいいものに変えてあげれば良いですが、運動不足はどうやって解消すれば良いか、、、

 

そうです、フレアリングです

 

便秘の原因の大体が運動不足です。便秘のベタが、フレアリングをさせた直後にフンをすることなんてしょっちゅうあります。フレアリング中にパラパラ〜と撒き散らしてくれる可愛いい子もいます(撒き散らさずに済ませて欲しいものです)。

 

そして、便秘以外にも重要な役割が。

それは、

 

ヒレの癒着

ベタは、普段はヒレを完全には広げず、たたんだ状態で生活しています。ヒレをずっとたたんだ状態でいると、重なり合ったヒレが癒着し、広がらなくなってしまうのです。

 

ヒレがくっついてしまうと、せっかくの綺麗な見た目がなんだか悲しいものになってしまいます。

 

そのため、フレアリングでヒレを広げさせて綺麗なヒレを維持してあげましょう。

また、フレアリングすることで、ヒレの発達や体色の向上を促し、より一層綺麗に成長してくれることでしょう。

 

 

フレアリングさせる方法

フレアリングは先にお話しした通り、威嚇や求愛行動です。そのため他のベタを見せればフレアリングしてくれます。

しかし、ベタを1匹しか飼っていない場合、相手が必要なので鏡を見せてあげましょう。すると鏡に向かってフレアリングを始めるはずです。

その他にもボールペンの先やカラフルなひらひらにも反応してくれるので、その子がフレアリングする物を探してみるのも面白いかもしれませんね。

 

フレアリングの頻度と時間

フレアリングはできれば毎日10分程度させてあげれば良いと思います。

そうすると、快便、綺麗な見た目の向上・維持をすることができます。

 

しかし、フレアリンはそれなりに体力を使う行為。させすぎは体力を消耗させてしまい、免疫力を弱め、病気の原因となります。

とは言っても、そこまでになることはまずないので神経質にならなくていいです。

 

ただし、鏡を水槽に近づけたまま半日・・・なんてことはやめてくださいね!

実は、私、一度経験があるのです。朝、仕事前にフレアリングさせて、そのまま仕事に、、、

帰ってきたら綺麗だったベタのヒレがボロボロになっていました。

 

きっと、長い間鏡の中の自分と戦い続けていたのでしょう。これは本当に反省しました(その後、ヒレは回復してくれました)。

 

フレアリングをしない

健康で性格も普通のベタであれば、上で紹介した方法でフレアリングをしてくれます。

しかし、フレアリングをしない、以前はしていたのにしなくなった、ということがあります。

 

フレアリングをしない原因は以下の通り

  • 体調不良
  • 対象物に飽きて(慣れて)しまった
  • ライトが弱い

まず、体調が悪くてフレアリングをしない場合。

フレアリングどうこうではなく、まずは体調不良の原因を突き止めてください。

 

対象物に飽きてしまった場合

初めはフレアリングをしても、そのうち飽きてしまうことがあります。その原因は、フレアリング時間の長すぎ、毎回

フレアリングしない

 

 

フレアリングさせる頻度

どうやってフレアリングさせるのか

 

ライティング

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