雷雨喘息、花粉症で死亡?予防・対策にマスク!嵐に注意!仰天ニュース

美容・健康




 

花粉症。鼻水や目や喉の痒み、人によって

症状の重さは違いますが例外なく辛いものです。

 

ただ、花粉症は「辛い」ものであっても

命に関わる病気ではないと思われているようですね。

 

 

2016年、オーストラリアのメルボルンで

多くの人が一斉に病院に運ばれ

数名が死亡したという出来事がありました。

 

原因は「雷雨喘息」

この雷雨喘息を起こした多くの患者が花粉症などの

アレルギーを持っていたことから

花粉症との関係が研究され少しずつ明らかにされています。

 

今回は、日本でも起こりうる雷雨喘息とは

どんなものかのか、

また雷雨喘息を予防するにはどのような対策を

すべきなのかを紹介していきます。

 

 

スポンサードリンク

 

 

目次

雷雨喘息とは。花粉症で死亡?

 

雷雨喘息の原因ははっきりしたことは分かっていませんが

嵐によって花粉やアレルギー物質が大量に

運ばれて人がそれを吸い込むことではないかと

言われています。

 

嵐に巻き込まれた大量の花粉が上昇気流に乗って

積乱雲の中に入り込みます。

その積乱雲の水分で花粉はアレルギーの原因物質を

放出し始めるのです。

 

この時に放出されるアレルギー物質は非常に細かく

通常は吸い込んでも肺の中に侵入しない花粉が

肺の中に入れる大きさにまで小さくなるのです。

 

 

この花粉いっぱいの積乱雲から雨や下降気流によって

地上に一気に花粉の欠片が降りそそぐため

体が花粉に急激に反応して気管を閉じ、

喘息発作を引き起こしてしまう。

 

これが雷雨喘息です。

 

 

そのためアレルギーを持つ人はもちろん

特に花粉症の症状が重い人は注意が必要ですし

花粉症で死亡する可能性があることを

しっかりと覚えておく必要があるのです。

 

ちなみに、雷雨喘息は花粉だけでなく

カビの胞子や真菌などでも起こることが報告されています。

 

 

オーストリアのメルボルンでは13000人が

病院に搬送され9人が死亡するといった

前例のない大規模な雷雨喘息が起こっています。

 

どんな花粉でも起こりうる雷雨喘息は

いつ日本で同じようなことがあってもおかしくありません。

 

では雷雨喘息を予防するにはどうしたら良いか

対策を見ていきましょう。

 

 

スポンサードリンク

 

 

雷雨喘息の予防対策にマスク!

 

雷雨喘息は大量の花粉を吸い込むことで

発作を引き起こします。

 

みなさんが花粉症の対策としておこなっているもので

最もポピュラーなものは何でしょう?

 

抗アレルギー薬という意見もあると思いますが

マスクは必須なのではないでしょうか。

 

 

花粉症の多くは花粉を吸い込むことで

体内に入った花粉が体の免疫を刺激して

鼻水などの辛い症状をひ引き起こします。

 

このルートをしっかりとブロックしてあげることで

雷雨喘息になる危険をかなり抑えられます。

 

 

雷雨喘息のやっかいなところは

普段は肺に入らない大きさの花粉が肺に侵入できる

大きさまで細かくなることで

マスクで肺への侵入を防ぐことも

大きな効果が期待できます。

 

 

マスクなのですが隙間ができるだけ空かないように

鼻にあたる部分を自分の鼻の形に

折れるタイプのものが良いです。

 

最近では「花粉を水に変えるマスク」なんて商品も

出ているようで、花粉症の予防としても

優れていますし雷雨喘息の対策としても有効だと思います。

 

花粉の季節にはマスクの着用は必ずしましょうね。

 

記事:桃月なしこはアレルギー性喘息!自宅アパート公開!

 

 

そして、マスクの他にも室内に入る時には

花粉をできるだけ叩いてから入るようにしましょう。

意外とこれをやっていない人が多い気がしますが

結構有効です。

 

もちろん普段からアレルギーの薬を飲んでいる人は

飲み忘れのないようにすることも

雷雨喘息の予防にもつながります。

 

アレルギーや花粉症の人は自分の体を守るためにも

病院で診てもらうことをお勧めします。

 

 

スポンサードリンク

 

 

まとめ

日本人の多くが悩まされている花粉症。

世界では花粉が原因で死亡例も出ていて

「辛いだけの病気」ではないことがわかりますね。

 

嵐の時に舞い上げられた花粉が細かくなって

大量に地上に降りそそぐ。

 

これによって花粉症などのアレルギーを持った人に

喘息用発作が起こる雷雨喘息。

いつ日本で起こってもおかしくありませんよね。

 

特に春の風が強い季節や、夏の梅雨の時期などには

十分可能性がありますので

自分がその季節にアレルギー症状が出るという人は

マスクをして予防してほしいと思います。

 

もし日常的にマスクをするのが嫌でも

必ず携帯しておくことをお勧めします。

 

雨の日には花粉が飛ばないからと嵐の日に油断していた人も

雷雨喘息の存在を意識してくださいね。

 

 

雷雨喘息にならないためにも、予防対策を

しっかりとして自分の身を花粉から守りましょう。

 

関連記事:雷雨喘息が日本で起こる!起こりやすい地域はどこ!?

 

薬剤師監修

スポンサーリンク



美容・健康
JOHOweb

コメント