YOSHIKIとToshI、不仲から再結成。洗脳から救ったX JAPAN

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http://www.sonymusic.co.jp/artist/xjapan/

2015年の「紅白歌合戦」出場から今日に至るまで、テレビの露出も増えて来たX JAPANのYOSHIKIさん。音楽番組でのパフォーマンスは心の奥にグッと入り込んでくるものがあります。

 

また、バラエティ番組で見せる意外な一面が大きな話題になっていますね。特に「芸能人格付けチェック」に登場した際には、ワインへの的確なコメントで「さすが!」と思わせてくれたかと思えばお菓子をたくさん食べる様子を見せる「可愛い」一面を見せてくれる、なんだか掴み所のない方です。

 

X JAPANはそんなYOSHIKIさんと、ボーカルのToshIさんが中心となって結成したバンドです。2人はなんと幼稚園からの幼馴染で、12歳の頃にはバンドを組んでいました。

かなりの仲良しだったようですね。

 

その後、X JAPANは日本を代表するロックバンドとなるわけですが、ToshIさんは一度X JAPANを脱退しています。

そこにはYOSHIKIさんとの確執や、悪魔の手招きがありました。

 

記事:YOSHIKIがハイドの誕生日を祝う!不仲ではなかった!!

目次

YOSHIKIとToshIの仲に亀裂

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X JAPANはもともとX(エックス)というバンドで、日本という島国が狭くなったXが世界進出するにあたって改名してX JAPANとなりました(アメリカにXというバンドが存在したため改名)。

 

海外で評価されるために日本語で歌っていては歌詞の意味が伝わらないと考え、歌詞をすべて英語にしてレコーディングをしたX JAPAN。しかし、ToshIさんの英語の発音に納得がいかなかったYOSHIKIさんは猛練習を課します。

 

慣れない英語にキーの高い曲、完璧を目指すYOSHIKIさんの課す練習でToshIさんの喉は潰れてしまします。しかし、レコーディングのため歌えないなんてことは許されずに喉に注射を打ってまでレコーディングを続けました。

 

当時を振り返り、YOSHIKIさんは自身がやりすぎだったことを認めていて「ToshIの声を道具のように扱っていた」と話しています。

しかし当時は、バンドが同じ方向を向いていると信じていたからこそ完璧を目指し、わずかな妥協も許さなかったのでしょう。ToshIさんを信頼し、認めていたからこそ厳しい要求をしたのだと思います。

 

YOSHIKIさんはストイックで自分自身が壊れてもいいから完璧を目指すという性格です。幼稚園からの幼馴染ということもありToshIさんに対して、自分の分身のような気持ちもあったのではないでしょうか、うまくいかない時の苛立ちをそのままぶつけていたのかもしれません。

 

しかし、ToshIさんがこれに耐えられなくなるのは時間の問題でした。

 

ToshIにしのびよる悪魔の手

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X JAPANの人気が出てくるにつれ、ToshIさんの家族に変化が現れて来ました。兄が自分の稼いだお金を使って豪遊したり、母がYOSHIKIさんやToshIさんの幼少期の写真をファンに見せてお金を稼ぎ出したのです。

 

家族や周りが自分を利用している、自分自身ではなく「ToshI」を必要としていると感じたToshIさんはどんどん孤独を感じるようになります。

X JAPANで求められる厳しい要求と、家族との関係崩壊によって心も体もズタズタだったことでしょう。

 

 

そんな時、ToshIさん主演の舞台で、人生を大きく変える最悪の出会いをしてしまいます。

 

それが守谷香さんです。

 

アイドルとしてデビュー後、なかなか売れず舞台に出ていた守谷さんは弱っているToshIさんに近づき「ホームオブハート」と言う団体を紹介します。

 

ホームオブハートとは簡単に言うと悪質宗教団体で、暴力や恐怖により指導者に服従させ、会員費やセミナー代として金銭を徴収し、最後には借金までさせて搾り取っていたようです。

指導者のMASAYAさんは自称ミュージシャンでヒーリング系の音楽を作成していました。

 

ホームオブハートの癒しの音楽や、自己啓発セミナー、守谷さんからの優しい言葉に、傷だらけだったToshIの心は癒されすっかりと洗脳されてしまいました。最悪の場所を心の拠り所としてしまったのです。

 

ホームオブハートと守谷さんに操られたToshIさんは、「X JAPANなんて悪の音楽だ、やめればいい」などとそそのかされ、ヒーリング歌手になることを決意し、ついにX JAPANをやめてしまいます

(TosjIさんは守谷さんと結婚し、家族やX JAPANのメンバー、その他周囲との関係を断ちます。)

 

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YOSHIKI、ToshIとの決別

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当時のメンバーはToshIさんを引き止めましたが、洗脳というのは簡単に解けるものでもなくToshIさんの脱退後まもなくX JAPANは解散します。

 

これに心を痛めたのがYOSHIKIさん、完璧を追い求め同じ方向を向いていたはずの親友がまさかの脱退。自分がToshIさんを追い詰めていたことと、ToshIさんに裏切られたという両方の気持ちで、今度はYOSHIKIさんがボロボロになっていきます。

 

そして親友だった2人は決別し、完全に違う道へと向かうことになりました。

 

解散から10年後の再結成

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ToshIさんの脱退を引き金に解散という形をとったX JAPANでしたが、思わぬ人物から再結成の話が挙がります。

 

X JAPANの音楽が苦痛となり癒しを求めてヒーリング歌手になったはずのToshIさんです!

 

ToshIさんはホームオブハートから15億円以上も搾り取られ、借金を抱えていました。そこにある音楽事務所から「X JAPAN再結成で3億になる」と言う話が、X JAPANからの脱退を勧めた張本人である指導者のMASAYAさんに持ちかけられました。

 

するとMASAYAさんは、あっさりX JAPAN再結成を勧めたそうです。X JAPANを「悪の音楽」呼ばわりし、自分を脱退するように説得した人間が、再びX JAPANに戻れと言うのです。

 

さらに、妻であるはずの守谷さんがMASAYAさんの部屋に住み着き豪遊していることにも疑問を感じたToshIさんはついに洗脳から逃れることに成功しました!

 

X JAPANという大きなバンドがToshIさんを救ってくれたのです。

 

そして何より、ToshIさんを心配していたのがYOSHIKIさんでした。

 

 

記事:hideの死因と他殺の可能性!自殺を否定!

 

洗脳されているToshIさんをぶん殴って目を覚まさせてやろうかと思ったそうです。

幼稚園で出会い、中学生の頃にはバンドを組み、周りからのバッシングにも共に耐えて日本を代表するロックバンドになることが出来た。一緒に夢を追いかけて、その夢を実現してきた親友です。

 

ToshIさんにとっては、再結成の目の前にぶら下がっていたのがお金だったとしても、YOSHIKIさんは親友を助けるためにそれを受け入れた。

 

そして、本当の意味でToshIさんも救われたのです。

だからこそ、現在のX JAPANの活躍は非常に嬉しいです。演奏には鳥肌が立ちますし、涙がこぼれそうになる程感動します。

 

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まとめ

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ToshIさんは今までの人生を後悔しているというよりは、自分が通るべき、乗り越えるべき道だったと考えているようで親友のYOSHIKIさんには感謝しているようです。

 

YOSHIKIさんがバラエティ番組でも注目を集めている今!X JAPANからも目が離せませんね!!

 

これからも、心に響く曲で私たちを感動させてくれることでしょう。新たなスタートを切りどんどん影響力を強めているX JAPAN、勢いに乗って社会現象を起こしちゃって欲しいです!!

 

YOSHIKIさん、ToshIさん仲直りできて本当によかった!!

 

(ちなみに現在ToshIさんは守谷さんとは離婚しています。)

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コメント

  1. 更科 より:

    失礼致します。
    記事を拝見致しました。

    ホームオブハートはカルトですが自己啓発セミナーであり、宗教団体ではないですね。
    また、ToshlさんがMASAYAに引き合わされたのは脱退後。セミナーを受講させられたのは解散会見後です。
    映画「WE ARE X」やYOSHIKIさん出演のバラエティ番組、金スマなどのせいで誤解が広がってしまっているのですが……。
    実際は、脱退→解散(会見)→洗脳(セミナー)→ラストライブという時系列です。
    洗脳騒動は解散翌年の9月ですので、ラストライブ時のYOSHIKIさんは、Toshlさんが洗脳されていることは知りませんでした。

    脱退時のToshlさんは、元妻に傾倒してはいましたが、まだ洗脳状態にまでは至っていません。
    Toshlさんは一連の出来事を(過酷なレコーディングや海外進出のプレッシャー等で)「僕がX JAPANのボーカルとして、自信がなくなったことが原因です」と語っています。

    脱退はあくまでもバンドの問題が主な理由だったようです。
    (洗脳自体、バンドの問題の結果とも言えますが)

    3年半前の金スマでは、「自分なんか駄目だっていう否定もあったんで、そこ(X JAPAN)のボーカルに値しないっていう」との言葉がありました。
    他にもライブやイベントでは、「ああいうことがなかったとしてもきっと離れていたと思う」「YOSHIKIと色んなことありましたし、もしその洗脳とかMASAYAみたいな人間たちが出てこなくても、もしかしたら僕とYOSHIKIの関係は破綻していたかもしれないです」「(レコから)逃げ出したくなるのも分かるでしょ?」「(ソロを)やってなかったらもっと早くだめになっていたと思う」「(Crucify My Loveの時のせいで洗脳されたと思う位)苦しいレコーディングだったよ」等々と語っています。

    メディアがバンドの問題について深く触れず、洗脳を強調するせいで、Toshlさんが解散の責任を背負わされることが多いのが実情と言えますね。
    突然の長文、失礼致しました。

    • phe24285 より:

      更科様、コメントいただきありがとうございます。
      このような詳しい情報は今後のサイト運営の参考になりますので感謝いたします。
      確かに最近の番組や報道ではYOSHIKIさんが主役でYOSHUKIさんの苦悩などに焦点を当てているため、
      事実とは違った印象を受けてしまっているのかもしれませんね。

      非常に勉強になりました、ありがとうございます。
      今後ともよろしくお願いいたします。