https://www.daily.co.jp/general/2017/12/28/0010854977.shtml?ph=1
元横綱日馬富士が起こした暴行事件について、貴乃花親方は報告を怠った、事実を知りながら隠蔽しようとしたとして、日本相撲理事会は28日、臨時の理事会を開きました。
巡業部長という立場にありながら暴行事件について矛盾の生じる発言をし、真実を隠しているのではないかと説明責任を果たしていないことに加え、危機管理委員会からの調査協力からの再三の要請に応じずに、事実を隠そうとしたことが問題となっています。
今回の臨時理事会では、そんな貴乃花親方に理事解任の決議がなされました。
これによって、明けて1月4日の臨時評議会で解任が決議されると正式に理事解任となります。もし解任となると日本相撲協会設立から初めてのこととなります。
しかし、理事を解任されても2月の理事候補選挙には立候補できるため、再び理事に返り咲くことも可能なのです。
とはいえ、一度失った信頼はなかなか取り戻せるものではありません。
理事選で投票権をもつ親方105名がどのような判断をするのかにかかっています。これによって日本相撲協会の評価も変わってくる重要な理事選になることは間違いありません。
3月の理事選・理事長選で、理事長の座を狙っていたと報道されている貴乃花親方ですが、今回の事件で自らの首を絞めてしまった形になりました。
新たな年を迎えると同時に、日本相撲には土俵の外での激しい戦いが待っている。
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