https://www.asahi.com/articles/photo/AS20170316001737.html
日馬富士の暴行事件において、危機管理委員会からの調査要請を拒否したことを受け、貴乃花親方の理事解任決議がおこなわれました。
貴乃花親方は「決議が終わってからも頑張りますよ」というコメントを残しています。
一体何を頑張るのか、貴乃花親方の次の手として考えられるのは裁判です。
目次
理事解任に対する不服申し立て
1月4日に開かれる臨時評議会で自身の理事解任が決議された場合、正式に理事を解任される貴乃花親方。
その際に、解任決議に対する不服申し立てをするのではないかと言われています。
理事選・理事長選で当選した場合
解任が決まっても、2月の理事選・理事長選に立候補して、再び理事に返り咲くことは十分に考えられます。
しかし、理事選で票を集めることが出来ても、理事復帰の承認は評議委員会がおこないます。つまり、自分を理事から外した評議委員会に認められなければならないのです。
評議委員会に認められなかった場合に裁判に持ち込む可能性があるのです。
横綱白鵬を刑事告訴
貴ノ岩の暴行事件の現場には日馬富士の他に白鵬、鶴竜など13人の力士が同席していました。
白鵬が話している時に貴ノ岩がメールを見ていたことを、日馬富士が注意する際に素手で顔を叩いたところから事は始まります。
その後の貴ノ岩の態度が悪かったとして、日馬富士が何度も貴ノ岩を殴り、日馬富士が店にあったリモコンを手に持った時に白鵬が「物を持つのはやめましょう」と発言しました。
この問題点は、白鵬他、同席していた力士が止めに入らなかったことです。「明らかな暴行事件を前にしてそれを黙認した」と受け取られてもおかしくない状況です。
また、白鵬の「物を持つのはやめましょう」というのは、素手なら殴っても良いと暴行を許可する態度にもとれてしまうのです。
ここに貴乃花親方が目をつけて「共同不法行為」として白鵬や他の力士を告訴する可能性もあるのです。
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全ては年が明けてから
貴乃花親方の「頑張りますよ」という発言は色々な憶測を呼ぶ意味深発言にとられています。
現段階ではそれが、どういった意味を持つのか貴乃花親方にしか分かりませんが、年が明けると臨時評議会が待っています。
そこでどのような結論が出るかによって、貴乃花親方の動きも変わってくるので、それまでは今後の発言に注目していきたいと思います。
相撲業界は頭の痛い問題を持ち越す辛い年越しを迎えそうです。
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