2018年春のドラマ『ブラックペアン』で
治験コーディネーターが
医師に高級接待をしたり、
患者に高額の報酬を渡すことで
治験を勧めているような表現を
してしまったことで
治験コーディネーターの仕事が
誤解されてしまうと炎上していました。
その影響か、『ブラックペアン』の
第7話の放送では
治験コーディネーターを演じる
カトパンに同情を集めるような内容で
なんだか「忖度の回」に
思えてしまいました。
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目次
ブラックペアンの治験コーディネーター炎上問題!
忖度の回の前にそれまでの経緯を
少しおさらいしておきましょう。
『ブラックペアン』では今まであまり
スポットライトが当てられなかった
治験コーディネーターが
物語の進行に欠かせない存在として
出てきます。
本来、治験コーディネーターは
治験が行われる際に
患者の権利を守り不当な治験が
ないように
また、患者と医師、製薬会社との
間に入ることで、
治験が円滑に進むようにする仕事です。
ただ、『ブラックペアン』では
カトパン演じる治験コーディネーターが
医師に接待して治験を行うよう勧め
患者に対しても
治験を受けるよう
高額な報酬で釣るような
やりすぎ営業スタイルで
仕事をしていたんですね!!
製薬会社の犬のような
そんな感じにも見受けられました。
これで起こったのが実際に
治験コーディネーターとして
日々働いている人たちです。
ドラマだから仕方がないという
意見もあるのですが
あまり広く知られていない
職業だからこそ
知られるときに間違った
広まり方をしてしまうと
職業イメージに傷が付き
日常業務にも支障をきたします。
治験事態に悪いイメージが
付いてしまうと
治験を受ける人が減ってしまい
治験データが集まらなくなります。
つまり、新薬や技術の開発が
停滞する原因となるのです。
まあ、実際の医療機関では
治験についてしっかりと説明しますし
病院や治験コーディネーターから
治験を受けるように勧められたり
高額報酬を渡されることも
ないので
ドラマの影響は
そこまでないと思いますが
誤解を受けている側は嫌ですよね。
これが広く知られた職業であれば
「ドラマだから大げさだな!」
と思われるのですが
ドラマを見て治験コーディネーターの
仕事をそのまま信じた人も
多いのではないでしょうかね?
そんなこんなで炎上した
『ブラックペアン』なのですが
この炎上の後に忖度とも思われる回が
放送されるのです。
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ブラックペアン第7話は忖度?治験コーディネーター役のカトパンの過去!
さてさて、治験コーディネーターの
仕事内容の表現で炎上した
『ブラックペアン』ですが
第7話では忖度と取られてもおかしくない
内容が放送されていたんです。
それはカトパン演じる
治験コーディネーターの過去にまつわる
エピソードです。
この先、第7話に関するネタバレに
なるので見たくない方は
ご注意くださいね!!
治験コーディネーターのカトパンは
優秀な看護師でしたが
手術中の医師のミスの責任を
押し付けられて職を追われることに。
この時、周りには現場を見て
事実を知っている人が
何人もいたにも関わらず
上から圧力をかけられて
誰もカトパンをかばってくれる人は
いなかったんですね。
と言うか、カトパンのミスだという
嘘の証言までされたのです!
そしてたどり着いたのが
治験コーディネーターでした。
しかし、今回治験を勧める患者が
なんと以前の病院での医療ミスが
カトパンのミスだと証言した同僚だったのです!
その同僚看護師役が相武紗季さん!!
(やりやがった!)
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相武紗季さんの顔も見たくない
カトパンは担当を変えてもらうように
病院に頼み担当が変わることに。
そして治験を控えた相武紗季さん。
相武紗季さんは渡海先生が担当医
でしたが他の先生に担当が変わっていました。
その先生が相武さんにペニシリンの
投与をしようとします。
しか、相武さんは実は
ペニシリン系薬剤に対する
アレルギーを持っていて投与されると
危険な状態になりかねません!!
それを知った医療スタッフたちは
急いで相武さんの病室に走りますが
ペニシリンの点滴はなぜが止まっていました。
そうです、カトパンが相武さんの
点滴を止めていたのです!!
(カトパン株急上昇!!)
そしてカトパンは言うのです。
看護師も治験コーディネーターも
やることは一緒。
人の命を救うことに変わりはない。
(たしかこんな感じ)
治験コーディネーターの嫌な
イメージを回復する
非常に効果的な回になったのです!!
相変わらず医師と高そうな
お寿司屋さんに行っていましたが、、、
忖度という言葉は流行っている今
まさに『ブラックペアン』第7話は
忖度の回となったのです!!
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ブラックペアンの炎上から忖度!治験コーディネーターの第7話・まとめ
治験コーディネーターの件で
炎上していた『ブラックペアン』ですが
第7話ではイメージアップをはかる
忖度の回が放送されました。
実際にこれがイメージアップを
狙ったのか元からこのような
放送になる予定だったのかは
分かりませんので個人的な感想です。
『ブラックペアン』は毎週見ている
お気に入りのドラマなので
面白ければ正直いいのですが
治験に関わる仕事をしている人は
仕事がしにくくなって困ったようなので
難しいですね。
あまりにもリアルに近い内容も
面白くないですし
ドラマの制作って大変ですね!
『ブラックペアン』でこれから
治験コーディネーターが
どのように描かれていくのか
見守っていこうと思います。
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