1月17日放送の「ガッテン!」は認知症、心筋梗塞予防についての特集です。
今回注目されたのはビタミンM、別名を葉酸と言う栄養素です。
普段あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、人間が生きていくうえで
必要不可欠な栄養素なのです。
ビタミンM(葉酸)は新しい細胞を作る手助けする栄養素で、
体内で不足すると貧血や抵抗力の低下を引き起こします。
ビタミンMには認知症や心筋梗塞、動脈硬化など、様々な病気を
予防する働きがあり、最近ますます注目を集めてきています。
ガンを予防するとまで言われているから驚きです。
さっそく始めてみようという方も多いかと思いますが、
その前に、ビタミンMの副作用や他の薬との飲み合わせについて
知っておく必要がありますので、
実践前にこの記事読んで、しっかりと理解して健康に役立ててください。
現在持病のある方、お薬を服用されている方は始める前に必ず読んでください。
記事:ビタミンMで認知症・心筋梗塞を予防!サプリメントや食事のコツ
目次
ビタミンM(葉酸)の副作用
ビタミンMは水に溶けやすく、少しくらい多く摂取しても
おしっこと一緒に体の外に出てしまいます。
そのため過剰症は現れにくいですが、副作用が現れることがあります。
副作用
- 紅斑(体に赤い斑ができる)
- かゆみが出る
- だるくなる
- 浮腫ができる
- 食欲が落ちる
ビタミンMを積極的に摂っていてこれらの症状が出たら
すぐに止めて医師又は薬剤師に相談してください。
ビタミンM(葉酸)が向かない人
次に当てはまる方はビタミンMを積極的に摂ることを
おすすめ出来ません。
- ガン患者
- 悪性貧血の疑われる方
ビタミンMはがん予防に効果があると言われていますが、
すでにガンに罹っている場合は、ガンの成長を促進してしまう恐れがあるため
ガン患者さんには不向きです。(抗がん剤の治療で葉酸を補う場合を除く)
また、悪性貧血の疑われる方の場合は、
ビタミンMが悪性貧血の検査を妨害してしまうため、
検査の時は必ず病院の人にビタミンM(葉酸)を飲んでいることを伝えてください。
記事:ビタミンMで認知症・心筋梗塞を予防!サプリメントや食事のコツ
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一緒に飲んではいけない薬
基本的に、ビタミンM(葉酸)と一緒に服用する事で、
効果を発揮できなくなる薬はありません。
しかし、逆の場合はあります。
つまり、薬によってビタミンMが吸収されなかったり
効果が出にくくなってしまうことがあるのです。
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これらの薬を服用している場合はビタミンMの効果が
服用していない方に比べて出にくいです。
また、以下の薬を服用している場合はビタミンMが不足しやすいため
補ってあげた方が良い場合もあります。
- メトトレキサート
- スルファサラジン
- 免疫抑制剤
- 抗がん剤
- トリメトプリム-スルファメトキサゾール(ST合剤)
これらの薬はビタミンMの欠乏を起こしやすいため、
内服薬やサプリメントで補ってあげることもあります。
いかがでしたでしょうか、
ビタミンMの副作用や一緒に飲むと効果が出にくい薬を知っておくことで
安心してビタミンMの摂取を開始できますね。
どんな物にも良い面、気を付けた方がよい点があります。
ビタミンMは健康のために必要な栄養素です。
ビタミンMの良い部分をもらって、いらない部分を受け取らないように
用法・用量を守って服用してください。
※持病のある方、現在薬を飲まれている方は飲み合わせを必ず確認してください。
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