今回の釣った者勝ちはメバル!
前回いは日中のデイメバリングについて説明しました。
そして、数釣り、大型サイズが十分に狙える夜のメバル釣り
ナイトメバリングについてお話ししていきたいと思います。
ナイトメバリング
まずは釣りをする場所から紹介!!
場所編や実釣編〜デイメバリングと同じで漁港です。
漁港は足場が良いだけでなく、メバルが居ついている可能性が非常に高いです。
ただし!ただの漁港ではダメです!(始めのうちは)
常夜灯のある漁港を探してください!!!(始めのうちは)
なぜ常夜灯がなければいけないかと言うと、夜、暗い漁港を照らしてくれて安全に釣りができるだけではなく、常夜灯の灯りの周りにはたくさんのメバルが餌を探して活発に行動していることが多いからです。
その理由は、常夜灯の灯りにプランクトンが集まり、それを食べにメバルやメバルのエサとなる小魚がやってくるからです。
では常夜灯が照らす海の明るい部分にメバルがいるのかと言うと、そうではありません!メバルは自分より大きな魚に捕食されないように餌を探しながらも隠れなければいけません。そのため目立ってしまうスポットライトの中心にはいきません。
では餌があって目立ち過ぎないところは・・・
そうです、灯りの当たる明るいところと、灯りが当たらない暗いところの境界線です。
この境界線にルアーを通してメバルを釣っていきます。
釣り方
ナイトメバリングではデイのようにピョコピョコとリグ(ジグヘッド+ルアー)をダートさせる必要はありません。と言うか、むしろダートさせてはいけません!
ナイトメバリングの基本はただ巻きです。
ただ巻きと言うのは「一定の速度で巻く」とても単純な方法です。しかし、始めのうちは意外とこれが出来なかったりするんです。
一定の速度でリールを巻けますか?
これはレンジキープ、つまり、リグを通す深さを一定に保つためであり、メバルは横の動きに反応しやすいからです。巻きスピードが早いとリグが浮き上がり、遅いと沈んでしまいます。
また、一定速度で巻きとることでリグのスイム姿勢が安定し、メバルに与える違和感が少なくなります。レンジキープ、スイム姿勢の安定化に重要なただ巻きが釣果に直結すると思ってください。
そして、巻きスピード。
活性の高い時は3〜4秒に1回転(1巻き)くらいで巻いてもいいですが、活性の渋い時(魚がなかなか反応してくれない時)は7〜8秒に1回転の超デッドリトリーブで攻めていきます。
ただ巻きで、活性によって巻き(リトリーブ)スピードを変えていく
そしてもう一つ、タナ(深さ)です。
デイでは上のタナから下のタナへと落としていきました。
ナイトでも考え方は同じです。メバルは上の餌を捕食するため、頭上を見上げています。攻め方としては、
- 着水と同時にリトリーブ開始(表層を探る)
- 着水後、1秒〜2秒カウンドダウンしてリトリーブ
- 着水後3秒〜・・・・・
と言うふうな感じです。
タナが合わないと釣れません。なぜなら、その棚にはメバルがいないからです!(もしくは食い気がない、スレている)
ちなみに、大きいサイズのメバルは下の方にいることが多いです。
ナイトメバリングのリグ
デイメバリングではメバルの捕食反射を利用するため、早いアクションに向いたダートタイプのジグヘッドを使用しました。
しかしナイトメバリングではレンジキープ、スイム姿勢を重視するためダートタイプは使用しません。ノーマルタイプや、「安定したスイム姿勢」などの記載のあるジグヘッドを使用してください。
ワームはデイメバリング同様、ある程度のカラーバリエーションはあった方が良いです。
同じカラーを続けて使ってメバルを飽きさせてはいけません。
飽きられたらそこで試合は終わりです。
まとめ
- 常夜灯の灯っている漁港がポイント
- 明暗の境目にリグを通す
- ただ巻き!
- リトリーブ速度、棚を調節していく
- 数投毎に色を変える
いかがだったでしょうか。
今回紹介した釣り方はあくまでこれからメバリングを始めようと思っている方へ向けたものなので、ミノーやプラグ、ジグを使った釣り方や、攻める場所の潮のぶつかり具合などの話はしませんでした。そのうち、これらについての記事も書いていこうかと思います。
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