誤解されがちのベタ!正しく飼育しよう!〜3

ベタ




 

今回は知った者勝ち!

まだまだベタシリーズは続きます!!

 

前回は水槽の大きさと、水換えについての記事でした。

この時紹介した水換えの仕方や頻度はあくまでも普通にフン掃除をしている場合の目安です。

 

フン掃除

ベタって結構なサイズのフンをしますよね。

特に便秘で数日ぶりに出た時なんて「こんなのどこから出してきたの?」と思うほどたくましいのを出してくれます。

私の飼育している子はたまに、あずきサイズのフンをします。(初めて見たときは「内臓が出てきた!」と驚いたものです)

 

そんな大きなフンを水槽内に放っておっくと当然、アンモニアで水質は悪化します。そのため、フンを見つけたらすぐにスポイトで吸い取ってあげる必要があります。

これはベタを飼育する上でごく自然なことで、気付いても取らないなんてありえません!

 

とても細かい物は水槽内に残ってしまうことがありますが、吸い取れる物はしっかりと取り除きましょう。

 

ここで、低床の有無について少し考えて見ましょう。

低床にはバクテリアが住み付き、その働きによりアンモニアの分解を期待することができます。これは熱帯魚の経験がある方なら知っていることだと思います。フィルターも同じですね。

 

しかし、前回紹介したようにこまめに水換えをするのであればバクテリアによる濾過を考える必要なんてないのです。

もっと言うと、低床があることでフン掃除が面倒になるのです。

 

フンをスポイトで吸いたいのにソイルやサンドが一緒にスポイト内に吸い込まれてきたり、フンが低床の下に入り込んで取り除けなくなったりと手間が増えるだけです。

 

そういった手間を惜しまずにできる方は低床を使用していいと思いますが、そうでない場合は使用しない方が良いと思います。

 

低床有りのメリットは水草など、レイアウトを楽しむことができることです。

 

低床無しのメリットは、フン掃除が楽、水槽の丸洗いができることです。

 

レイアウトを楽しむならベタじゃなくてもいいと思っているので、私は断然低床無し派です。

 

ただし、しっかりとレイアウトされた水槽で泳ぐベタはなんとも美しいので挑戦してみるのも良いと思います。

 

結局は、人間がどこまで世話しきれるかと言うことです。

 

 

水深

魚は大体が100パーセントがエラ呼吸です。そのため、水深を気にすることはまずありませんが、ベタはエラ呼吸と肺呼吸が出来ます。

 

出来ると言うか、エラ呼吸4割、肺呼吸6割です。

 

肺呼吸をするのが当たり前の生き物です。肺呼吸をするためには水面に上がる必要があります。

 

水深が40センチもあったらどうでしょう。

 

呼吸をするために40センチも上昇しなければなりません。

この移動距離はできれば少ない方がいいですよね。楽に呼吸させてあげるためにも水深は深くない方が良いです。30センチ以下が良いと思います。

 

あと、フン掃除するにも浅い方が楽なんです。手を水に突っ込まなくてもスポイトが届く深さ。これは日常の管理する上で結構重要だと思います。

 

まとめ

  • フンは見つけ次第スポイトで吸い取り除去する
  • レイアウトにこだわらない場合は低床を敷かない
  • 水深は深すぎないように

 

次回はフレアリングや意外と話題に上がらないライティングについて触れてみようと思います。

 

 

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ベタ水槽
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