今回の知った者勝ちは、淡水エビ、シュリンプの飼育についてです。
観賞用に飼育されている淡水エビには様々な種類がありますね。
水槽のコケ掃除要員として多くの水槽にいるミナミヌマエビ、紅白の色や表現が魅力的なレッドビーシュリンプ、クリアなボディに赤がのったルリーシュリンプ、漆黒のシャドーシュリンプ、ゴールデンアイシュリンプ。まだまだ魅力的なエビがたくさんです!
最近はナナシーシュリンプやマークⅡなんてエビも人気を博していますね。
ちなみに、現在、私はレッドビー、ミナミ、ブラックルリーを飼育しています。エビによって難易度が異なりますが、気を付けることは割と共通していますので、私の経験を元に飼育方法をお話しさせていただきます。
今回は私の失敗談を紹介しますね。
レッドビー、3ヶ月で全滅!
私が初めて飼育したエビはビーシュリンプでした(レッドビーはビーからの突然変異)。
小学生の時に、友人と一緒に貯めたお金でアロワナを飼育することになり、ペットショップへ行きアロワナを購入。
その時、400円くらいお金が余り、そのお金でビーシュリンプを2匹買いました。その時にペットショップの店員さんが「このエビは増えて行くよ」と言われ、アロワナのことを忘れるくらいワクワクしたのを覚えています。
ここで書くのも恥ずかしい事なのですが、無知な小学生によりアロワナと同じ水槽に放たれたビーは翌日には姿を消しておりました。
それから十数年後、ゴールデンアイなる目が金色の青いエビに出会い、ゴールデンアイ飼育の前段階、練習としてレッドビー飼育を始めました(当時ゴールデンアイは超高額でした)。
ペットショップへ行き、店員さんに勧められるがままに20L程の水槽セットを購入しました。水槽と外掛けフィルターのセット。
レッドビー導入後、早く繁殖させたいと思い始め7匹だったレッドビーを一週間もしないうちに8匹追加しました。
三週間経過しても抱卵の舞や抱卵個体が見られない状況に焦った私は、硬度が足りなくて脱皮の準備が整っていないのだと考え、ミネラルウォーターで硬度を上げる作戦に出ました。
硬度作戦が功を奏したのか、たまたまエビたちの準備が整った時期だったのか、四週間目にして初めての抱卵を確認できました。しかも、初抱卵で脱皮→抱卵の舞→後尾→抱卵までの流れの一部始終を見ることができたのです!
ラッキーでした!
しかし、抱卵から二週間くらいたったあたりからエビがポツリポツリと☆になっていくようになります。
少しずつ数を減らしながらも抱卵個体から稚エビが生まれましたが、稚エビはほとんど残らず、残った稚エビは3匹。
どうにかしなければと思い、とった行動は
- エサをしばらく与えない
- 水槽面のコケを取らない
- 水換えを慎重にやる
ということです。
エサの与えすぎによる水質悪化、富栄養化がエビの体調不良の原因や死因というのは知っていたため、エサをしばらくの間与えずに様子をみることにしました。
その間、食べる物が無いと餓死してしまうと思い、水槽の壁面に生えているコケを掃除せずに、エビのエサにしようと考えたのです。
そして、水換えを慎重にというのは、それまではスポイトで低床のフンを吸い取り、減った分の水をスポイトで少しずつ足し入れていました。
エビは水質変化に弱いということは知っていたので、スポイトで水を足しては数分待って、また足しては数分待つ、ということを繰り返すなんとも面倒且つ非効率的な方法で水換えを行いました。
そんな努力もむなしく、レッドビー飼育開始3ヶ月を過ぎた頃には水槽内にエビはいなくなっていました。
今思い返すと、なんて可哀想な飼い方をしていたのだろうと反省することだらけですが、この時の私の精一杯があの程度だったのでしょう。
500mlで400円〜500円のミネラルウォーターをドバドバ使っていましたからね。金銭的にはきつかったですよ。
本当に、無知は、、、お財布にはもちろんエビさんにも悪いことだらけです。
まあ、そんな失敗のおかげで、今はうまく飼育できているので失敗から学べば良い?ですかね。
では、一体なぜこの水槽は失敗に終わってしまったのか!
次回解説しようと思います。
※今回の飼育方法は失敗した際のものです、真似をしないでください。
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