誤解されがちのベタ!正しく飼育しよう!〜1

ベタ




今回は知ったもん勝ち!テーマはベタです!!

 

ベタという魚、非常に綺麗で、人なつこく可愛らしいですよね。私は現在はベタを3匹買っています。今までベタを飼ってきて確立した飼育方法を飼い主さんの環境に合わせて説明して言いたいと思います。

 

ベタという魚

綺麗なヒレ、美しい体色が特徴のベタですが、性格はとても荒く、オス同士であれば、どちらかが生き絶えるまで喧嘩するため「闘魚」とも呼ばれています。一般的にオスの方がメスよりも綺麗で、オスの方が凶暴です。

 

そのためオス同士の混泳はよほど大きな水槽で飼育する場合以外は出来ないと思ってください。

大切なベタがお互いに傷ついて、綺麗なヒレがボロボロに、体表は鱗が剥がれてズタズタになるのは見たくないと思います。

 

ではオスとメスではどうでしょう。

これも勧めることはは出来ません。多くの場合、オスがメスを攻撃してメスが弱ってしまいます。たまに、気の強いメスがオスを追いかけ回すこともありますが。どのみち、どちらか(もしくは両方)のヒレがボロボロになります。

しかし、繁殖を狙う場合にはこの通りではないです(繁殖については次回解説します)。

 

さて、メス同士なら、、、

これは可能です。まあ、単独飼育の方が良いことは間違い無いのですが、オス同士のように激しい喧嘩はしないです。ただし、気性の荒い女の子がいる場合はいじめられる子も出てきます。正直、どんな魚でも多少の争いはあるので、水草などで隠れ家を作ってあげれば十分に複数飼育は可能です。

 

水質

初めにベタに適した水質についてですが、pH6〜7の弱酸性がいいです。もちろん、水道水を飼育水とする場合は(普通の方は水道水を使用すると思いますが)残留塩素による生体への害を無くするためにカルキ抜きを行なってください。

 

カルキ抜きをする商品は各メーカーからたくさん出ていますが、安いものでいいです。理由は後でお話しします。

ここで注意が一つ。

 

pHをあげる物は使用しないでください。

 

弱酸性を好むベタです、Caなどを多く含むカルキ抜き(トリートメント)は向きません。エビを飼育している場合なんかはエビの成長に必要なCaなどを多く含む物を使用すると思いますので、飼育する生体に合わせた物を使いましょう。

 

温度

ズバリ!

 

23度〜27度!!

低温ではベタの免疫力が低下して様々な病気になるリスクが増大します。30度近い高温では暑過ぎて死んでしまいます。

 

また、この範囲の温度であっても、急激な温度変化によって体調を崩してしまうこともありますので、ヒーターによる温度管理はしっかりする必要があります。

 

夏場の高音には最も注意しなければなりません。朝元気だったベタが帰ってきたら・・・なんてことも多いにあり得ます、実際にあります!!部屋のクーラー、もしくは水槽用のクーラーやファンはなければだめです!!これは全ての熱帯魚に言えることです。

 

エサ

ベタ用の物ならなんでもいいです。ただし、固体によっては便秘しやすい子もいます。大粒のエサは腸に詰まりやすいのでその子にあった大きさを選んであげてください。

 

よく、「水を汚さない」という記載を気にする方がいますが、私は気にする必要はないと思います。エサを与えた時に、食べ残した分はその場で取り除くのが鉄則だからです。

そのため、水を汚す、汚さないは気にする必要がありません。

 

食いつきの良いエサを与えるのが、一番だと思います。

 

水槽の大きさ

ここで大きく飼育の仕方が分かれてきます。

 

  • 10リットル以上の場合
  • 5リットル以下の場合

かなり大雑把に言います。

10リットル以上の場合はフィルターを使用、5リットル以下の場合はフィルターの必要はなし。

 

ネット上には、様々な情報があふれていますが、これは私自身、色んな環境でベタを飼育して出した答えです。

では、なぜ10リットル以上ではフィルターを使用し、5リットル以下では必要ないのか。

これについては次回詳しく説明します。

 

まとめ

  • オスの混泳はしない(メス同士なら可)
  • 弱酸性の水で、水温は23〜27度
  • エサは食いつきや、大きさに注意
  • フィルターが必要なのは10リットル以上の水槽

 

 

スポンサーリンク



ベタ水槽
JOHOweb

コメント