嵐などの荒れ日にいきなり喉が腫れて
呼吸が苦しくなり息が出来なくなる。
オーストラリアのメルボルンで13000人が病院に救急搬送され
9人の死者がでるという奇妙な事件が起こりました。
その原因は咳喘息。
雷雨喘息とは嵐によって巻き上げられた花粉などの
アレルゲンが雲の中で細かく散らばり
それが下降気流によって一気に地上に降り注ぐことで
体が異常なアレルギー反応を起こし喘息発作を起こすことです。
風が強い日は砂ぼこりが待って空が黄みががりますが
そこにはもしかすると大量の花粉が含まれていて
だまって浴びてしまうと雷雨喘息になってしまうかもしれません。
この恐ろしい雷雨喘息は日本でも起こる可能性があります。
日本で雷雨喘息が起こりやすい地域や
予防法について解説していきますので参考にしてみてください。
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目次
日本で雷雨喘息が起こりやすい地域
雷雨喘息は日本でも起こる可能性が十分にあり
実際に日本国内で嵐の時はアレルギー性喘息になる人が
増えるという報告があります。
死に至らずともすでに日本でも雷雨喘息は存在するので
雷雨喘息の存在を覚えておく必要があります。
咳喘息が起こりやすい地域としては
- 花粉症患者が多い都道府県
- 風が強い(嵐が多い)都道府県
から予測する事が可能です。
日本で花粉症患者が多い都道府県は
- 群馬県
- 山梨県
- 滋賀県
となっていて、県民の半分が花粉症というデータがあります。
これは分かっている範囲での話なので
受診して見たらもっと増えるかもしれませんね。
次に嵐が多い都道府県。
- 愛媛県
- 群馬県
- 山形県
- 岡山県
- 千葉県
ここにあげた地域は特に風が強い地域です。
見ていただいて分かるように群馬県は花粉症の多い都道府県
風の強い都道府県のどちらにも選ばれています。
つまり、群馬県は花粉がたくさん舞っていて
風によって雷雨喘息を引き起こす可能性があるのです。
他の地域が安全と言えるわけではありませんが
群馬県の人は花粉症の季節は特に注意が必要ですね。
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花粉症の人は薬やマスクで予防
雷雨喘息はすでに花粉症の人が起こりやすく
現在花粉症の人は花粉の状況だけでなく
嵐などの情報にも注意しておく必要があります。
花粉症の人の多くは病院に通い
薬をもらっていると思います。
薬を飲んでいて花粉症の症状がおさまって
油断して薬を飲まなくなってはいませんか?
この時に雷雨喘息を引き起こす嵐が来てしまったら
どうなるかわかりませんよ!!
記事:桃月なしこはアレルギー性喘息!自宅アパート公開!
雷雨喘息は免疫が過剰に反応する強烈なアレルギー反応で
抗アレルギー薬を服用していると
していない場合に比べて雷雨喘息になりにくい
もしくは、雷雨喘息になっても症状が軽く済みます。
花粉が飛び散っている時期には症状が軽くなっていても
病院の先生と相談して抗アレルギー薬を
続けた方がいいかもしれません。
(しっかりと医師または薬剤師に相談しましょう)
また、その前段階の予防も怠ってはいけません!
前段階の予防と言うのはマスクのことです。
花粉症の人はマスクなしでは外出できないくらい
症状がひどい人が多いですから
改めて説明する必要はないと思いますが
花粉を吸い込まないようにするのが1番の予防です。
マスクによる外からのブロック!
薬による内からのブロック!
雷雨喘息を予防するためにもこの2点は最低限
しっかりと対策しておきましょう。
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雷雨喘息・まとめ
死者が出てしまうほどの恐ろしい雷雨喘息。
これは嵐により花粉が巻き上げられ細かくなった花粉が
一気に地上に降り注ぐことが原因です。
症状の多くは軌道が塞がる事による呼吸困難。
花粉症を持った人に発症する危険が非常に大きく
日本でも似たようなことが起きています。
日本で雷雨喘息が起こりやすい地域は
花粉が多く(花粉症患者が多く)、
嵐が多い地域ということになります。
その地域をあえて言うなら群馬県。
もちろん他の地域でも大規模な雷雨喘息が起こる可能性は
充分にあるので油断はできません。
花粉症の人は群馬県に行く時に
普段飲んでいる抗アレルギー薬とマスクを持っていきましょう。
オーストラリアで起きた大規模な雷雨喘息。
非常に恐ろしいですよね。
予防対策でしっかりと自分の身を守りましょう!!
薬剤師監修
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