今回の釣った者勝ちはメバル!
いよいよ実釣編です!
メバリングにはデイメバリングとナイトメバリングがあります。
今回はデイメバリングを解説していこうと思います。
デイメバリング
日中のメバル釣りをデイメバリングと言います。
日中は釣れるメバルのサイズが夜に比べて小さいですが、見えるメバルと格闘する面白さがあります。
まずは場所。
漁港がいいです。足場もいいし狙うポイントが明確です。
狙うポイントはズバリ、
壁ギワ!
特に、船留めのタイヤやロープなど、陰や出っ張りなどがある所が狙い目!!
そんなちょっとした場所にメバルが隠ているのです。
仮に、タイヤや、ロープも何もない壁からメバルが飛び出してくる事だって当たり前のようにあります。(あなたは何処に隠れていたの?壁を通り抜けてきたの?と思うほどです。)
そして角。
壁2枚で形成される角、ここもいます!
壁と船の間や、船の下なんかにもいっぱい隠れていますよ。
ただし、
今紹介してきた漁港のポイントでは、漁師さん達に迷惑を掛けないようにしましょう。マナーの悪い釣り人が漁港に停めてある他人の船に勝手に乗り、船の上から釣りをしたおかげで、その漁港での釣りが禁止になったと聞いた事があります。
また、漁港には漁に使う網や、ロープがあります。ルアーを商売道具に引っ掛けてしまわないように細心の注意を払いましょう。
もちろん、ゴミは持ち帰る!
いよいよ釣っていきましょう
ジグヘッドにルアーをセットします。セットした状態の物をリグと言います。ここで初めに注意点。
ワームをまっすぐ付けましょう!左右・上下の何処に傾いても良くありません!
初めは難しいですが、何度も作って入れば慣れます、練習あるのみですよ!
このまっすぐにセット出来るか出来ないかで釣果に雲泥の差が出ると思ってください。
しかし。釣り場でリグを作るのは初心者には結構大変なもの。風があったり、早く釣りたい気持ちが手元を狂わせたり。
な・の・で!
家でリグを作ってから釣りに行きましょう!!
これはメバリングの常識ですが、数種類の重さのジグヘッド、複数の色(3種類以上)のワームをセットしたリグを用意しておき、釣り場では作ってきたリグをテンポよく変えながら釣りをします。
さて、複数の重さのジグヘッド、複数色のワームでまっすぐなリグを用意しました
いざ、リグを海へ!!!
ここで、いきなり海の底(以下:底、ボトム)に付けません(着底させない)。メバルは、上からの餌を狙って、上ばかり見上げている魚です。
下を見ることはありません!!・・・・多分。
そのため、まずは上の方から探っていきます。
リグを壁ギワに落として、、、ポチャンッ
ロッドの穂先を、チョンチョン、チョンチョンと動かします。
するとリグが左右・前後にピョコピョコ動きます(ダートする)。
この動きにメバルが興味を示すわけです!チョンチョン動かすと、壁からメバルが飛び出し、リグを追います。
私の基本の誘い方は
1、2、3、4、5、6、7、8、と動かして
シーン(止める)。
1、2、3、4、5、6、7、8、と動かして
シーン(止める)。
の繰り返しです。※リグの動きを見ながら操作しましょう!
途中でとめるのは、メバルにリグを食べさせる間を与えるためです(動いていては食ってきません)。
しかーーし!
この間が長すぎると、「これ、エサじゃないぜ!!」と見切られてしまいます。そのため、止めるのは長くても2秒までにしましょう。
メバルは一度見きったリグには食いついてきません(時間をおけば食ってくる)。
この繰り返しでメバルが食ってきたらこっちの物、軽く合わせを入れて釣り上げてください。
メバルが現れない場合は、リグを少し下に落として、また同じように誘って見てください。それでもダメならもっと下、、、もっと下、、、、
と言った感じです。
釣れちゃうメバリングの道具編〜2を読んでいただいた方は気付いたかもしれませんが、使うジグヘッドはダートタイプです。
メバルは目がいいので遅いアクションではエサじゃないとバレて反応しなくなります。そのため、明るくてリグが良く見えてしまうデイメバリングではスイム姿勢が安定するよりも、ピョコピョコと機敏に動いてくれるダートタイプが圧倒的に向いているのです。
また、頻繁にカラーを変えていきましょう。3分に1回くらい変えてもいいくらいです!
ポイントは、
とにかくメバルを飽きさせないこと!
です。
本当にこれが非常に大切なんです。見切られない、飽きさせない。正直、これさえ出来ればメバリングは完璧でしょう。
コツは、
- メバルが興味を示していても同じカラーで粘らない
- 釣れている時こそカラーチェンジをする
これです。その日の釣れるカラーってあるんです。しかし、そのカラーに飽きられたら・・・。
そのカラーで継続して釣るためにも我慢して変えて、しばらくしてからまた使えばいいのです。
そして最後にお願いがあります!!
小さいメバルはリリースしてあげてください!!!
サイズ的には15cm以下は即リリースです。
漁港内のメバルは居着きの子がほとんどです。必要以上に持ち帰ったり、子メバルを持ち帰るとそのうちメバルがいなくなってしまいます。豊かな釣り場は釣り人の意思で守っていきましょう。
まとめ
- ポイントは漁港の壁ギワ(漁港でのマナーは大切!)
- ワームをジグヘッドにまっすぐ刺す
- ジグヘッドはダートタイプ
- 見切られないように動かし、見切られない程度に間を作る
- カラーは頻繁に変え、メバルを飽きさせない
- リリースサイズは逃す
いかがだったでしょうか、デイメバリング。やって見ると結構難しいかもしれませんが、お試しあれ!
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